三郷ベジタブルの経営改善を望む市民の会

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2008年 04月 06日

経営改善 見えぬ展望 「三郷ベジタブル」第3回学習会

 安曇野市のトマト栽培第三セクター、三郷ベジタブルの経営問題を考える学習会が08年4月5日、穂高公民館で開かれ、市民20人が参加した。三郷ベジタブルの経営改善を望む市民の会(諌山憲俊代表)が主催。1月26日に続き3回目。

 ベジタブル経営改善計画が示されたあとの市議会の動きや新年度予算決定、長野地裁での住民訴訟第2回口頭弁論などについて、小林純子議員らが報告。活発な質問や議論、意見が展開された。
 経営責任があいまいなまま施設使用料の猶予・大幅減額することへの疑問、市議会のぬるま湯的な「まあまあ論」に強い批判があった。「三郷の住民として肩身が狭い。早く次の手を」と、痛切な地元の声も寄せられた(資料として、市議会全員協議会や、環境経済委委員会のやりとりなど、市民の会の記録を配布)。

◆おかしな議論だった全員協議会など市議会報告
 小林純子議員は「1月23日の安曇野市議会全員協議会は、思えばおかしな議論だった。経営改善計画はそもそも議案ではない。議論・批判の抑制などに臆することなく、がんがんやればよかったのに、判断をせず問題を先送りしてしまった」と次のように議会報告した。

 ベジタブルの田中常務の新トマト栽培実績や「命がけ発言」が強いインパクトを与え、全協の大勢は「これならいい」という先送りに流れた。そのかげで、重大なことが2点、隠されていた。ひとつは、田中常務が派遣社員で来ていること。「命がけ」の人が、今夏8月まで10ヶ月契約で別会社からの派遣。全協では報告されず、市幹部もその時点では知らなかった。二つ目は、県公社の農地の購入問題。この5月に買い入れる約束で、1億7000万円~2億円必要だが、積立金はなく借りる当てもない。市は県に「待ってくれ、買えない」と先延ばし。これも知らされないまま、三郷ベジタブルの経営改善計画は認められる形になった。

 これを受けて2月5日、三郷ベジタブルは使用料契約の変更を市に申し入れ。年7138万円を2500万円とし、22年から支払う。26年から1700万円に減額する内容。使用料契約は、議決を要しないということで、予算案審議は小林議員らの問題指摘や反対意見があったものの、最終的に可決された。

 学習会参加者からは、売上高を年間5億円にするという経営改善計画について「議会は、生産が成功する確証を得ているのか」。「経営責任があいまいなまま、担当部長は退任し、市長・副市長も退職してゆく。予算が議会を通るのはおかしい」などの質問や意見があった。

 さらに「良識ある三郷住民は、肩身狭い思いをしている。安曇野市に貢献したいと思う。しかしまったくでたらめな国の農政の縮図。補助金、ハコモノ行政そして天下り。経営改善計画はずさんなもので、期待できない。長期計画は置くとして、日々の生産を管理し、4半期ごとにチェックし、見直すことが、まず重要だ」という指摘があった。

◆4半期報告「あなたには見せない」
 4半期報告については、「安曇野市出資法人あり方検討委」の最終報告でも提言されている。これに基づき、住民訴訟原告である市民の会の1人が安曇野市三郷支所で報告の開示を求めたところ、「市を訴えている人には出せません」と断られた。諌山代表の報告に、「ひどいね」という嘆息の声がもれた。
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by misato_tomato | 2008-04-06 21:29 | 学習会