三郷ベジタブルの経営改善を望む市民の会

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2007年 12月 26日

10月27日 住民監査請求に対する監査結果

 ㈱三郷ベジタブルにトマト栽培施設使用料の支払いを求める住民監査請求を行なったのが8月31日。60日以内に監査結果の決定をすることになっているので、そろそろ通知があるかと思っていたら、昨日のうちに「本日26日付で通知を発送したそうですよ」という情報が。そしてその通りに、27日には配達証明で住民監査請求に係る監査結果についての通知が届きました。

 以下の3点を要求していましたが、(2)の内の「安曇野市の平成19年度一般会計予算を増額補正するように勧告すること」だけが認められ、それ以外については「監査請求する理由がない」ということで棄却とありました。

(1)市は、総額7億1,380万円となるはずの㈱三郷ベジタブルにかかる使用料につき減免したり使用料の一部を時効消滅させてはならないと勧告すること。

(2)市は、㈱三郷ベジタブルに、トマト栽培施設使用料7,138万円を直ちに請求し、安曇野市の平成19年度一般会計予算を増額補正するように勧告すること。

(3)市は、市(旧三郷村)と㈱三郷ベジタブルおよび金融機関が結んだ2億5,000万円の損失補償契約は直ちに解除すること。その際に市に生じる損害は、当初の契約責任のある旧三郷村長であった副市長が弁済するように勧告すること。


 住民監査請求が認められることは稀であるという「現実」を考えれば、部分的にではあれ認められた点は評価したいと思います。しかし、市民が期待しているのは、「将来性のないトマト栽培の事業を強引に進めた旧三郷村行政と村長(現安曇野市の副市長)の責任を明確にし、今後二度とこのような問題が起こらないよう教訓としてほしいということなのですが、残念ながらそこまで踏み込んだ監査とはなっていません。住民監査請求で第三セクターの会社を追求することの限界と、市の監査委員が監査することの限界を感じています。

 監査結果が納得できなければ、通知を受け取ってから30日以内に住民訴訟を起こすことができるので、今後どうするのがいいか監査請求した20人で考えているところです。まずは弁護士と相談し、私はちょうど11日に「む・しネット」主催の議員と市民の勉強会があり、「情報公開、住民監査請求など制度を活用して役所をひらく」というテーマで勉強するので、実践的手法とスキルを伝授してもらうつもりです。

住民監査請求・監査結果はこちらからご覧いただけます。
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# by misato_tomato | 2007-12-26 21:35 | 住民監査請求
2007年 12月 26日

10月4日 住民監査請求について意見陳述

 ㈱三郷ベジタブルにトマト栽培施設使用料の支払いを求める住民監査請求を、8月31日に提出。受理され、待つこと1ケ月ほど、4日には請求者の意見陳述が行なわれました。請求者は午前10時半から、それに先立って朝9時からは関係職員の意見陳述も行なわれるというので、こちらも傍聴してきました。(右写真は市民タイムス掲載記事)

 関係職員の意見陳述は、西山副市長(三郷ベジタブル代表取締役会長)と三沢産業観光部長(三郷ベジタブル取締役)の二人。その話には「えっ?!」と思ったことが幾つかありました。一つあげると、「安曇野市(旧三郷村)と三郷ベジタブルが結んだ賃貸借契約書です。「据え置く」と「猶予する」の二つの言葉が使われているのですが、その意味の説明には、ただただあきれるばかりでした。私からもしつこく確認していたのに・・・ 部長は「間違いない」と言っていたのに・・・
 この点については、読売新聞の記者が関心を持って取材してくれ、「三郷ベジタブル支払猶予~安曇野市と契約結ばず」の見出しで記事になっています。言われてみれば、いつ支払うか、分割するかどうかといったことについては『あやふやだった』というのですから、契約は成立していないも同然、「契約結ばず」と書かれても仕方がない。

◆三郷ベジタブル支払猶予
 ~安曇野市と契約結ばず~取締役明かす 10月5日 読売新聞
 安曇野市やカゴメ(本社・名古屋市)などが出資する第3セクター「三郷ベジタブル」の三沢賢二取締役(市産業観光部長)は4日、猶予された2005年度までの2年分の施設使用料約1億4000万円をいつ支払うか、分割するかどうかといったことについて「あやふやだった」として、市と支払い契約を結んでいなかったことを明らかにした。

 同社をめぐる住民監査請求を受け、市監査委員が同日開いた陳述の場で、監査委員の質問に三沢取締役が答えた。
 同社は04年4月1日付けで、当時の三郷村との間で結んだ賃貸借契約書では、トマト栽培施設や駐車場など計約6ヘクタールの使用料を年間7,138万円とし、毎年度末日までに支払うと規定。ただし、04、05年度の使用料は「据え置く」と規定して支払いを先延ばししたまま、合併した同市に引き継がれ、その後、支払い期限や方法などについて決めていなかった。

 06年度の使用料についても、同市は今年3月になって、同社と変更契約書を取り交わして支払いを猶予したが、こちらもいつ、どのように支払うかは未定。三沢取締役は「市と協議して詰めたい」と述べた。

 以上は読売新聞より。
 とにかく、三郷ベジタブル関係の契約書(損失補償契約、金銭消費貸借契約、賃貸借契約など)は、どれも契約書の内容に不備な点や不明な点があり、こんなことで数千万円、億単位のお金が動いたとは信じられません。当初の事業計画のズサンさ、イイカゲンさを象徴するような契約書です。

 以下から関連の新聞記事がご覧いただけます。

三郷ベジタブル支払猶予
 ~安曇野市と契約結ばず~取締役明かす 10月5日 読売新聞


三郷ベジタブル不振問題・監査請求受け意見陳述
 住民側は責任追及 市は「早期に経営改善」  10月5日 市民タイムス


◆「三郷ベジタブル」監査請求
 市職員らの意見聴取 安曇野市監査委員  10月5日 信濃毎日新聞


三セク「三郷ベジタブル」市民有志が意見陳述
 安曇野監査委員に 「経営改善ない」  10月5日 毎日新聞


住民監査請求で関係者意見陳述
 安曇野の三郷ベジタブルめぐり市監査委  10月5日 中日新聞

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# by misato_tomato | 2007-12-26 21:31 | 住民監査請求
2007年 12月 26日

8月31日 住民監査請求書を提出

 この1ヶ月、というか6月議会が終わってからは、三郷ベジタブルの問題に時間を費やしてきました。三郷ベジタブルの経営不振については、これまでも何度か報告したとおりです。決算書の分析をお願いした会計士さんからも、このままでは先々の見込みはないとの報告、悪い予測が的中してしまいました。関係者に本気で経営改善策を考えてもらうためには、もう「外圧」をかけるしかないと思い、情報公開請求をするなど調査してきました。

 今年初めて市が設置した「出資法人あり方検討専門委員会」の調査にも期待していたのですが、、三郷ベジタブルについての聞き取り調査は10月以降とのこと。「そんな先まで待ってはいられない」、「経営改善計画書にも、6月議会の答弁にも、危機感がない」、「早くしないと大変なことになる」など、市民の声の高まりは住民監査請求の動きとなりました。
 先週の23日に市民有志で住民監査請求することを決め、私は地方自治法第199条第7項の規定により、安曇野市監査委員に第三セクター㈱三郷ベジタブルの監査をするよう要望書を提出することにしました。

 ところが、28日にそのことで市へ問合せしたところ「市の監査が入って、報告書が出たところ」だと言われ、一瞬なんのこと?と思ってしまいました。
 せっかく書いた要望書ですが、監査委員が必要と認めて監査に入ったのなら、それに越したことはないと、さっそく監査報告書をもらってきて確認。私が情報公開などして入手した事実と、そう変わらないことが書かれていました。しかし、監査結果は、「改善、検討を要する事項が認められたので、三郷ベジタブルに対する指導を含め適切な措置を講じられたい」で終わり。現状追認のようなところもあり、違法性、不当性の指摘はありませんでした。
 これはやはり住民監査請求するしかない、ということになり準備を進め、本日午後、安曇野市監査委員事務局へ住民監査請求書を提出したところです。

 とはいえ、住民監査請求というのは、市の財務会計上の行為(1、公金(安曇野市の管理に属する現金等)の支出 2、財産(土地、建物、物品等)の取得・管理・処分 3、契約(工事請負、購入等)の締結・履行 4、債務その他の義務の負担(借り入れ等) 5、公金の賦課・徴収を怠る事実(市税の徴収を怠る場合等) 6、財産の管理を怠る事実(損害賠償請求を怠る場合等))については請求できますが、直接に㈱三郷ベジタブルの監査を請求することはできません。
 したがって、安曇野市の財務会計上の行為が㈱三郷ベジタブルとの関係において適切であったかどうか監査請求することで、㈱三郷ベジタブルの問題を浮かび上がらせたいと考えました。

 誌面の都合で、ここでは監査委員に求める措置3点の記しておきますが、住民監査請求書はこちらからご覧いただけますので、クリックしてご覧ください。

◆㈱三郷ベジタブルにトマト栽培施設使用料の支払いを求める住民監査請求
《監査委員に求める措置》
 請求人は、監査委員が市長、副市長(㈱三郷ベジタブル代表取締役会長)、収入役(㈱三郷ベジタブル監査役)に対して、以下の内容の勧告をされるよう請求する。

(1) 市は、総額7億1,380万円となるはずの㈱三郷ベジタブルにかかる使用料につき減免したり使用料の一部を時効消滅させてはならないと勧告すること。

(2) 市は、㈱三郷ベジタブルに、トマト栽培施設使用料7,138万円を直ちに請求し、安曇野市の平成19年度一般会計予算を増額補正するように勧告すること。

(3) 市は、市(旧三郷村)と㈱三郷ベジタブルおよび金融機関が結んだ2億5,000万円の損失補償契約は直ちに解除すること。その際に市に生じる損害は、当初の契約責任のある旧三郷村長であった副市長が弁済するように勧告すること。
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# by misato_tomato | 2007-12-26 21:24 | 住民監査請求
2007年 12月 26日

「三郷ベジタブルの経営改善を望む市民の会」について

 「三郷ベジタブルの経営改善を望む市民の会」は、住民訴訟の支援、三郷ベジタブルに関する情報収集と分析、市民への周知活動などを目的として設立されました。この会の目的に賛同される方は、だれでも入会できます。

◆設立の目的
 住民訴訟支援、資金集め、情報収集と分析、情報発信(通信発行)
 市民への広範な周知活動、メディア対応、経過報告会の開催など

◆組織体制
 世話人会を意思決定機関とする。(任期、員数を定めず)
 代表世話人  諫山憲俊
 そのほか会計、監事、司法アドバイザーを置く。

◆三郷ベジタブルの経営改善を望む市民の会規約

第1条(名称・所在地)
  本会は、三郷ベジタブルの経営改善を望む市民の会と称し、主たる事務所を安曇野市穂高有明9972-1におく。
第2条(目的)
  本会は、三郷ベジタブル関連の住民訴訟の支援活動と、会員相互の親睦を深めることを目的とする。
第3条(事業)
  本会は、前条の目的を達成するため次の事業を行う。
   1 住民訴訟の支援活動
   2 一般市民への広範な周知活動
第4条(会員)
  本会は、第2条の目的に賛同した者をもって会員とする。
第5条(役員)
  本会に次の役員をおく。
   代表世話人   1名
   会計      1名
   監事      1名   
第6条(役員の選出及び任期)
  役員は世話人会において選出し、任期は定めない。
第7条(会議)
  代表世話人は、世話人会及び総会を招集する。
第8条(経費)
  本会の経費は、寄附金その他の収入をもって充当する。
第9条(会計年度及び会計監査)
  本会の会計年度は、毎年1月1日から12月31日までとし、会計は本会の経理につき年1回監事による監査を受け、その監査意見書を付して総会に報告する。
第10条(規約の改廃)
  本規約の改廃は、総会において決定する。
第11条(補則)
  本規約に定めなき事項については、世話人会で決定する。
附  則
  本規約は、2007年11月21日から実施する。

*会員の氏名、住所等の個人情報は公開しない。


ご意見などありましたら、お寄せください。
入会ご希望の方、世話人として積極的に関わってくださる方、手を挙げてください。
お願いします。
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# by misato_tomato | 2007-12-26 20:57 | はじめに
2007年 12月 26日

“三郷ベジタブルに いま何が起きているか”

これでいいのか?安曇野市!トマト栽培で大赤字!
“三郷ベジタブルに いま何が起きているか”


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㈱三郷ベジタブルは、2003年11月に旧三郷村が3100万円、JA、カゴメ㈱、土地
所有者などが、残りの2950万円を出資して設立した第三セクターです。カゴメ㈱
の生鮮トマトの生産・販売事業の委託を受け、カゴメの技術指導、栽培基準で生
産しています。

旧三郷村の事業計画が甘かったことに加え、原油価格の高騰など生産コストの見
込み違いや、水耕栽培という新技術のため試行錯誤の連続であったことなどから、
4年目である今年8月期の決算は2億円を超える大赤字となっています。そのう
え、市に支払うべき年間7000万円余のトマト栽培施設使用料は、これまでずっと
未払いのままになっているのです。

 この経営不振の原因はどこにあるのでしょうか?
 
 住民訴訟まで起きているのはなぜなのでしょうか?
 
 経営の建直しはどうしたらいいのでしょうか?
 
 安曇野市民として無関心ではいられません!

◆三郷ベジタブル関連の資料は下記からご覧いただけます。

「三郷ベジタブル」(施設名・安曇野みさと菜園の写真)

「三郷ベジタブル」の概要

「三郷ベジタブル」発足前後からこれまでの経緯

住民監査請求の主たる内容(2007 年8 月31 日請求)
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# by misato_tomato | 2007-12-26 19:21 | はじめに